悠々。温々。
美郷町の縁のした、おおらかに構える力持ち

南家 祐介さん

デイサービスやすらぎの里別府

自分を受け入れてくれた町なんです。居やすくて、居たいと思う場所。
この町の生活の“根底”を支えるためにできることをしたい。

「お仕事の紹介を受けたとき『別府かあ。引っ越さなきゃかなあ』なんて思って」と、南家(なんげ)祐介さんは、美郷町デイサービスやすらぎの里別府で働きはじめた13年前を振り返ります。隣の大田市に住むものの美郷町のことはほとんど知らず、違う“別府”が頭に浮かんだほど。現在は同施設の施設長を務め、職員の方からは「どうでもいいことまで相談しちゃうほど話せる人」と慕われています。
デイサービスやすらぎの里別府は、高齢者デイサービス事業を中心に地域福祉振興・支援をおこないます。山間部の家には配食もしながら、声を掛けて一つひとつの生活を見守ります。

デイサービスを通して人と会い関わることが、高齢者が自立した生活を送るために大切だと南家さん。「入浴できることも大きい。山間部は古い家が多く、風呂も昔のものなので段差だらけの入りづらいもの。浴槽にしっかり浸かりたい、という人が多いですから」。施設で人と会い、食事し、お風呂を楽しむ。身体だけでなく気持ちの面からも「生活を続ける根底のところを支えたい」。施設利用者の方や職員の方だけでなく、“第三者”とも出会い関われるよう、地域のボランティアの方や小学生を招いてのイベントも積極的におこないます*。

*コロナ禍でイベントは自粛中。落ち着いてきたらまた再開していきたいとのこと。

施設やサービスの利用者さんのことは、もうみんな顔も名前も知っていて、時々、漫画の貸し借りをしたり、なぜか自宅の鯉(!?)を譲り受けることもあるそう。

縁もゆかりも、なかった町。いまとなっては、ここで結んできたものが数えきれない。「美郷町は外からきた自分を受け入れてくれた町。なにかを成し遂げたいという大それた思いはあんまりないのですが、ここにいていまの関わりを続けて生きていきたいと、そんなふうに思っています」

デイサービスやすらぎの里別府

デイサービスやすらぎの里別府のモットーは「みんなちがってみんないい環境作り」。おいしいお食事や整った入浴設備はもちろん、利用者が楽しい時間を過ごせるよう、季節ごとの行事にも力を入れています。
デイサービスのほかにも、居宅介護支援事業、配食サービス、放課後児童クラブなども運営しており、子どもからお年寄りまで、地域の人にとって欠かせない存在です。
看護職員の採用も積極的に行なっています。お気軽にお問合せください。

所在地:島根県邑智郡美郷町別府8-5
TEL:0855-75-8185
FAX:0855-75-1600
採用職:看護職員、介護支援専門員 ※経験不問
HP:https://keiai-beppu.or.jp

Text by Sako Hirano (HEAPS)

本記事は2023年3月の取材に基づいて構成したものです。