島根県
美郷町の
あらまし

SCROLL DOWN

山くじらの郷

くじらと言っても、「山くじら」とは猪肉のこと。生類憐れみの令によって肉食が禁じられていた江戸時代後期に普及した、猪肉の隠語が「山くじら」です。

もともとは、田畑を荒らすやっかいものだった猪。美郷町では、長い時間をかけ、住民の自治による獣害対策を確立してきました。今では、単なる獣害対策の域を超え、食肉としてのブランド化、皮革製品の製造などへと展開。それらによって雇用や定住者を生み出すまでになりました。

山くじらの物語を読む

天然の猪肉ブランド「おおち山くじら」は今や、多くの一流シェフにも認められる品質です。脂が少なく、一般的においしくないとされる夏の猪すらも、独自の工夫によってその評価を覆してきました。美郷町にお越しの際は、ぜひ「おおち山くじら」をご賞味ください。

さらに2021年4月には、麻布大学 獣医学部のフィールドワークセンターが開設。この他にも、鳥獣害対策に関連する様々な企業や研究機関、団体が美郷町に集い、連携を深めています。その様子は、さながら “鳥獣害版シリコンバレー” 。美郷町が誇る、このサステナブルな地域活性のあり方は「美郷バレー構想」と名付けられ、日々新しい取り組みを生み出しています。

美郷バレー構想 特設サイト 「おおち山くじら」も選べるふるさと納税

ワイナリーリゾートタウン

島根県のほぼ中央に位置する三瓶山。美郷町からも、そのおおらかな姿を望むことができる名峰です。三瓶の大自然が、地元産のブドウにこだわったワイン醸造の舞台となっていること、皆さんはご存知でしょうか。

三瓶に広大なブドウ畑とワイナリーを構える石見ワイナリー株式会社との連携により、美郷町は、ワインを軸とした周辺観光の滞在拠点を目指しています。2021年3月には、町内有数の温泉地である潮村(うしおむら)に、「石見ワイナリーホテル美郷」が誕生しました。

石見ワイナリーホテル美郷 公式サイト

これを皮切りに、今後も町内の宿泊/レジャー/レストラン施設のリニューアル、さらには旧三江線のトンネルを活用したワインカフェのオープンなどを予定しています。健康・美容・自然・食といったあらゆる体験を味わい尽くせる町「ワイナリーリゾートタウン」としての美郷町に、どうぞご期待ください。

美肌県美肌町

美肌の女性が多い県と言えばどこでしょう。秋田美人で知られる秋田か、そうでなくても雪国の色白な女性を思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし、われらが島根県、実はPOLAが毎年発表する「美肌県グランプリ」で2012年から4年連続一位に輝き、2018年にも再び一位に返り咲いた、全国でも有数の「美肌県」なんです。そんな島根県にあって、とりわけ美肌と関連の深いコンテンツが揃っているのが、この美郷町です。

雲海

町の全域を大きく蛇行しながら流れる江の川(ごうのかわ)と、それを取り囲む山々によって形づくられた美郷町の独特な地形は、幻想的な雲海を頻繁に発生させます。

眺めるだけで美肌効果、とはいきませんが、雲海が発生する湿度や気温といった気象条件は、お肌にもよい影響があるとされています。町外から移住してきたとある女性によれば、美郷に来てからは化粧水いらず、だそう(個人の感想です)。

美しくも儚い雲海を多くの人に、できるだけ高い確率で見てほしい。そんな願いから、鳥取環境大学や民間企業との連携による「雲海予報」の研究も進めています。

雲海予報

温泉

化粧水などにも含まれている美肌成分、メタケイ酸。温泉1kgあたり100mg以上含まれていれば美肌効果が高いとされるこのメタケイ酸、美郷町内の温泉は142〜181mg/kgの含有量を誇ります。2021年3月にオープンした「石見ワイナリーホテル美郷」でももちろん、源泉かけ流しの露天風呂でお愉しみいただけますよ。

石見ワイナリーホテル美郷 公式サイト 千原温泉 公式サイト 中村旅館 美郷町観光協会サイト内

どぶろく

今日、どぶろくに馴染みがあるという方は多くないでしょう。しかしどぶろくは、美白/美肌効果のあるコウジ酸や、健康に良いとされる酵母、必須アミノ酸、メチオニンなど様々な成分を含み、「飲む点滴」とも呼ばれるほどの美容ドリンクなのです。

美郷町は「どぶろく特区」に認定されており、通常の基準に満たない小規模な醸造が認められています。農業者がみずから育てたお米で作った多様性あふれるどぶろくも、美郷町を旅する愉しみのひとつです。

はちみつ

美郷町は君谷地域に広がる休耕田。地域の人々が2015年からスタートさせた「花とみつばちの里づくり」によって、あたりはすっかり花畑に姿を変えました。季節ごとに咲き誇る様々な花から採取されたはちみつは、食べてはもちろん、お肌に塗るなどしても美容効果があるとされています(お肌の弱い方、アレルギーをお持ちの方はご注意ください)。

ハンドクリームとしても、リップクリームとしてもお使いいただける「天然みつろう保湿クリーム」を作る体験プログラムも実施していますので、美郷町にお越しの際はぜひチェックしてみてくださいね。

天然みつろう保湿クリーム作り

暮らしに根付く日本遺産

150年余りの歴史の中で、神事として、そして地域の祭りや祝いの席などで親しまれてきた郷土芸能「石見神楽」は2018年、日本遺産に認定されました。

伝統芸能と聞けば、堅苦しさ、とっつきにくさのようなものを感じるかもしれません。そんなイメージとは裏腹に、「石見神楽」は今もなお、赤ん坊からお年寄りまで、町で暮らすみんなのエンターテイメントとして愛され続けている、全国でも稀有な伝統芸能です。

神楽の物語を読む

町内だけでも6つの「神楽団」が存在しており、それぞれに少しずつ違った個性があるのもまた、神楽のおもしろみのひとつです。公演があると聞いては県外から飛んでくる “追っかけ” がいる団もあるほど。

新型コロナウィルスの影響により、2020年からは公演数を大きく減らしてしまいましたが、来たる日を待ちながら、舞手たちは今日も新しい演目に磨きをかけています。

バリ島マス村との友好

美郷町は、バリ島のマス村と友好姉妹都市協定を結んでいます。バリ島との協定は日本でも美郷町だけです。

友好の歴史は、1991年にさかのぼります。美郷町に開館したカヌー博物館のオープニングイベントとして、インドネシアのカヌー「ジュクン」の制作実演を、木彫りの村であるマス村にオファーしたことから、交流が始まりました。

それからというもの、折に触れてはお互いの自慢の品を贈りあったり、双方の学生が修学旅行で行き来したりと、静かに、じっくりと友好を深めてきましたが、去る2020年にはさらに、マス村からの技能実習生受け入れがスタートしています。

美郷町にとっては農業・商工業・林業の貴重な担い手に、マス村にとっては日本の高い技能を習得する機会となります。技能実習生の受け入れについてはネガティブな側面が報じられることも少なくありませんが、そこは30年来の友好関係にある美郷町とマス村。技術交流/人材交流のロールモデルを目指し、手を取り合っていきます。

美郷町&マス村 特設サイト 美郷町&マス村 Instagram

テクノロジーで活かす町

美郷町は、テクノロジーに投資する町でもあります。少子高齢化が進んでもなお持続可能な地域であるために、教育、防災、医療、物流など様々な領域に対して、新しいテクノロジーを積極的に取り入れています。

ドローン

大きく蛇行しながら町を貫流する江の川(ごうのかわ)。総面積のおよそ90%を占める山林。豊かな自然にあふれる一方で、地上の物流効率がよい場所とは言えないのも事実です。将来的にも安定した物流を維持するため、2019年からドローンの実証実験をスタートしました。

災害孤立地域への救援物資配送から、日常的な買い物、宅配便、医薬品の配送まで、さまざまな用途への活用を視野に入れ、日々準備を進めています。

ドローン活用 特設サイト

ICT教育

小さな町だからこそできること。美郷町のICT教育はその好例かもしれません。新型コロナウィルスによってオンラインの授業を余儀なくされるよりも前から、教育現場におけるハード/ソフト両面でICT活用を進めてきました。

町内の全小中学生に1台ずつタブレット端末を配布し、主要教科は教科書もデジタルデータ化。もちろん、全教室にはWi-Fiが整備されています。機器を配備して終わりではなく、しっかりと有効活用するための「ICT支援員」を配置しているのも特徴のひとつです。

都市と田舎の教育格差が、テクノロジーによって限りなく小さくなる将来はすぐそこまで来ています。もっと安心して子育てができる町へ。美郷町のICT教育は進化を続けます。