今年の美郷町地域おこし協力隊ネットワーク会議は、「協力隊OB、OGに会おう!」ということをメインテーマに、7月は、元川本町地域おこし協力隊員でエゴマ農家として就農、定住した柴原伸行氏に会いに行きました。

柴原さんの農場での話し合いを予定していましたが、酷暑を心配していただき川本北公民館の一室を使っての意見交換となりました。ありがとうございました。

2018年7月 美郷町地域おこし協力隊ネットワーク会議

日時:2018年7月19日(木)9:00~12:00

会場:みさと館小会議室(美郷町粕渕168)

   川本北公民館(旧三原小学校)(川本町三原230)

移住、地域おこし協力隊、就農=生業について意見交換しました。

1. 川本町三原の川本北公民館へ移動

活動報告後、川本北公民館へ移動。美郷町粕渕から川本町三原までは車で40分くらいの計算をしていましたが、7月の豪雨による土砂崩れで農道を迂回することになり10分くらい予定時間に遅刻して到着。柴原さん、すみませんでした。

川本北公民館1川本北公民館2

2. 移住について

意見交換1

まずは、移住について聞きました。

千葉県の成田に住んで茨城県稲敷郡桜川村(現稲敷市桜川地区)の会社で働いていた柴原さん。かねてから「田舎暮らし」に興味を持っていたそうで、田舎での生業と言えば、農業、脱サラして就農を決意。「都会で学べるアグリスクール」や家庭菜園をしながら経験を積んだそうです。

5年前に、エゴマ農家に興味を持ちネットで検索したところ、島根県川本町のエゴマ農家竹下禎彦さんの存在を知り、東京の日本橋島根館で「竹下禎彦さんに会いたい」と相談。島根県の就農バスツアーを紹介されました。

就農バスツアーを利用して、竹下さんの川本町だけでなく、邑南町、美郷町を下見したとのこと。美郷町では比之宮地域にある農事組合法人を下見したそうです。川本町、邑南町、美郷町、それぞれに特色があり悩んだが、エゴマは川本町が特産品として推進しているので、続けられやすいと思い、川本町でのエゴマ農家を選択しました。

3. 地域おこし協力隊について

当初から「移住しての就農」が目標ということで、地域おこし協力隊に就職することは考えていなかったところ、川本町の方から紹介され、収入面の保障や福利厚生、住居の提供を考えて地域おこし協力隊になったとのこと。地域おこし協力隊になって良かったのは、なによりも町政の後押しがあることと、柴原さん。

美郷町でも就農を目指した隊員が3年間を計画的に過ごし、米作りで就農し定住しています。その彼も「地域おこし協力隊員で良かった。隊員だったおかげで地域から信頼をもらい、水田を借り受けることができた」と言っていました。定住するのに地域おこし協力隊員は大いに利点があることを改めて認識しました。

意見交換3

4.生業づくり=就農について

最後は、やはり、生業=就農について聞きました。

興味があったのが、就農に際しての資金の問題。

意見交換2

新規就農者に認定してもらい、青年就農給付金を得ることができたこと。エゴマ農家にとって大事な搾油施設を作るために、日本政策金融公庫、島根県がんばる事業、JA新規就農支援金から融資をうけたこと。脱サラした時退職金がでたので、その退職金を自己資金にしたこと。就農時の自己資金はある程度の額が必要になること。丁寧な説明を受けました。

以前行われた地域おこし協力隊の任期終了後の就農・就業・起業に関する調査で、就農は45%であったと思われます。営農法人等に就職した場合は就業になるので、この数値を加味すれば、生業に農業を選んだ隊員は、過半数以上であると考えられます。農業は任期終了後の生業として有力な選択肢の一つだと言えます。しかし、就農には資金が必要。それをどう調達するかも大事な問題。協力隊任期中や終了後の就農支援のいっそうの充実が望まれます。

柴原さん、いろいろとお話していただき、ありがとうございました。 

柴原伸行さんのエゴマの栽培・加工・販売については→アグリムーンをご覧ください。

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美郷町の地域おこし協力隊は募集期間を限定せず、年度途中からでも配属が可能です。

見学、質問、応募は随時、お待ちしております。
興味のある方はどうぞご連絡ください。

<美郷町地域おこし協力隊について>
http://www.town.shimane-misato.lg.jp/soshiki/61/1118/